我が家は国際免許証、持って行く派です
ハワイでレンタカーを借りる際、国際免許証がなくても日本の免許証があれば車を借りて運転できることは、ガイドブックや数多くのブログで紹介されています。
事実、我が家は過去3度、ハワイでレンタカーを借りましたが、1度も国際免許証の出番はありませんでした。
しかし、我が家は毎回、出発前に国際免許を取得し、現地に持参するようにしています。
持参する理由は事故や違反などを見据えた保険として
我が家はいつもハーツレンタカーでレンタカーを借りていますが、車を借りる時も、国際免許証を持っているか否かを聞かれたこともなく、日本の免許証の提示を求めらるのみ。もちろん、車を返す時も国際免許書を提示することはこれまで一度もありません。
レンタカー関連以外においても、国際免許証を何か公的な証明に使用したこともありません。ではなぜ毎回免許証を持参するのか、その理由は、万一事故が起こったり、交通ルールを破ってしまって、警察のお世話になった時を見据え、保険として持参するのがその理由。
もちろん、事故も交通違反も起こさないよう、万全の注意を払いながら運転をするわけですが、たとえば、初めてハワイの高速を運転したときには、普段慣れていない左ハンドルに加え、結構道路幅が狭く、隣の車線の車との距離が近いなと感じるシーンもありました。こんな時、万一隣の車と接触でもしてしまえば警察のお世話にならなければいけません。
または、注意していても、気づかず交通違反を犯してしまう可能性もゼロにすることはできません。例えばハワイの赤信号のルール。日本の場合、赤信号はどの方向に行くのであってもストップしなければなりませんが、ハワイの場合、赤信号でも右折することが可能です。
しかし、すべての交差点の赤信号で右折が可能かといえばそうではなく、交差点に「NO RIGHT TURN ON RED」などの英語記載がある場合は右折してはいけません。
さらに、右折してはいけない旨は、絵柄の道路標識があるのではなく、このように英語のテキストを読まなければならず、その表現もこの1種類ではありません。万一これらを見落としてしまい右折してしまえば、それは交通違反になってしまい、場合によっては警察のお世話になってしまいます。
そのほか、車上荒らしなどに見舞れても警察に届けなければなりません。レンタカーを駐車しておく時、車上荒らしにあうといけないので、車の中にモノを置かないようにという注意も、ガイドブックや各種サイトを見れば嫌というほど目にすることができます。しかし実際のところ、いくつかの場所でショッピングをすると、車の中に荷物を置いておかざるを得ないケースが我が家では毎回。もちろんトランクに隠してはおくものの、車の種類によっては、スモークガラス越しに車内をのぞき込めば見えてしまい、狙われる結果になることも否定できません。
このように、どれだけ注意したとしても、警察のお世話になってしまう可能性はゼロにはなりません。そして残念にもそんな状態になった際、国際免許証を持参せず、日本の免許しかなかった場合、それが手続きの進行を妨げる可能性があることもガイドブックや情報サイトで多々目にすることができます。
前述の通り、我が家では過去一度も国際免許が役に立った場面はありませんでしたが、万が一のときの保険の意味合いも兼ね、ハワイで運転する際には必ず持参するようにしています。
国際免許証の写真を比較的安く済ませる節約ワザ
こんな理由から国際免許証を準備するわけですが、やはり取得する際には、「今回もきっと使わないだろう」という気持ちはあります。そのため、国際免許証の写真は、出来る限りコストを節約するようにしています。
その方法は、手持ちのスマホで撮影し、印刷はコンビニの200円プリントを利用する方法。
まずは撮影の下準備として、髪の毛を整えます。その際、いわゆる無造作ヘアなどで毛先がチョンチョンしている髪型は避け、ピシっとキメるようにします。これ、ちゃんと理由があります。
というのも、写真の背景は模様なしの白などにしたいのですが、家の白っぽいクロスは細かな凹凸と多少の色が入っており、手持ちのiPhoneのデフォルトで撮影すると、クロスの模様が映りこんでしまいます。これを解決するために、ポートレートモードで撮影します。被写体が背景のクロスからある程度離れたうえで、このモードで撮影すると、背景がきれいにぼやけるのでクロスの模様が入ってしまう問題が解決できます。
しかしこの際、髪の毛の毛先がチョンチョンしていると、髪の毛の先っちょがぼやけてしまっているのがはっきり確認できるため、こうなるのを回避するため、髪の毛はピシッと決めてから撮影するようにしています。先述のとおり、たぶん今回もきっと使わないという気持ちがあるので、髪型にはこだわりません。
そしてもう一つのポイントが、背景となるクロスからある程度距離をとること。クロスに近いと、自身の影が後ろのクロスに映りこんでしまいます。これは後ろの壁から離れれば解決できます。
これで撮影は完了。この撮影データをコンビニの200円プリントで印刷します。
コンビニの200円プリント、「ピクチャン」は証明写真の印刷に便利
中見出しのとおり、我が家が使うサービスは「ピクチャン」というサービス。これは、サイトにアクセスして、撮影した自分の写真をアップ、顔の位置やサイズを合わせて設定すれば、コンビニのコピー機で出力できるというものです。
これ、家のインクジェットプリンタで印刷すれば、もっと安く済ませることができます。しかし、家のプリンタを使う場合、規定サイズに写真を切り出すこと、そして切り出した写真の中央と自分の顔の中心線を合わせることが結構難しく、ここでかなりの時間がかかってしまいます。やり直しで写真用紙に何枚も印刷していては、その分コストもかかってしまいます。
その反面、ピクチャンはガイドにあわせて写真を動かしたり、サイズの拡大・縮小を行うことで、位置合わせがしっかり行われた状態で印刷することが可能です。そして我が家で使っているプリンタより綺麗に仕上がることから、我が家では国際免許に限らず、これまで何度かピクチャンにお世話になっています。
そんなこんなで、完成した写真を使って国際免許証を作製。レンタカーを借りる際にはカバンに常に潜ませ、各地へと向かいます。
さて、この記事をご覧になっていらっしゃるということは、おそらく現地でレンタカーを借りる予定があるのではないかと思います。
ここで注意していただきたいのが、ワイキキでレンタカーを借りる手続きに必要な時間と、場合によっては、予約していたレンタカーからかなりのクラス変更があり、どでかい車を運転しなければならなくなるケースもあるということ。これら実際の記録を下記リンクでご紹介しているので、ぜひご出発前にあわせてご覧ください!