子連れハワイに限らず、比較的長期の旅行の時には準備が大変。そんな時、誰かがつくってくれた持ち物チェックリストがあれば、きっとその手間は多少なりとも楽になるはず。
そんな想いで前回のハワイの際にも持ち物リストをつくりましたが、今回改めて、厳選した持ち物チェックリストを作成しました。
今回は小学生の子供とのハワイで持参した持ち物リストを紹介していますが、末尾では、保育園児の時のハワイに持参したものもご紹介しています。旅のスタイルやお子さまの年代に応じて持ちものを調整してみてください。また、各項の補足こそお役に立てるかと思うので、ぜひ一緒にご覧ください。
印刷用(画像保存用)の持ち物一覧シートは記事末尾にあります。
(トップ画像にあるものです。スマホに保存もできます)。
■機内持ち込みアイテム
出国・入国関連
□ パスポート(家族分)
□ ESTAコピー(家族分)
これらは説明するまでもありませんね。
お金・クレジットカード
□ 現金(米ドル・日本円)
□ クレジットカード
ドルは100ドル札は準備せず、20ドルと1ドルを多めに準備。クレジットカードはピンクラインに無料で乗れたり、ワイケレプレミアムアウトレットでクーポンブックをもらえるJCB (2019年8月現在、JCBカード提示でクーポンブックもらえます) はもちろんですが、2019年のハワイでは、VISAでもキャッシュバックの恩恵を受けたり、商品が当たる抽選に参加することができました。
各クレジットカードのサイトでキャンペーンや特典が掲載されているかと思うので、出発前にはぜひお手持ちのクレジットカードに特典がないかチェックしてみてください。
証明関連
□ 日本の免許証
□ 国際免許証
これまでハワイで3回ほどレンタカーを借りましたが(すべてハーツレンタカー)、国際免許証の提示を求められたことはありません。毎回、日本の免許証の提示を求められました。しかし、万一事故などに遭遇したとき、事を円滑に進めるための保険的な意味合いで、国際免許証は持参するようにしています。
話は少しそれますが、子連れハワイでレンタカーを借りる際、もしくはタクシーに乗る際に、子供用のチャイルドシートがいるのか、いらないのか、現地で借りるのが良いのか、買うのがよいのか等の悩みが付きまとうと思いますが、こちらの記事も参考になるかもしれません。
チケット・予約控え関連
□ 航空券控え
□ ホテル予約控え
それぞれスマホにも入っていますが、念のため紙にも印刷して持参しています。航空券、ホテルそれぞれの予約はこちらでご紹介しています。
デジタル関連
□ スマートフォン
□ 海外レンタルwi-fi
□ パソコン
□ iPad
□ カメラ
□ カメラリモコン
□ 各種リチウムイオンバッテリー
□ モバイルバッテリー
□ ヘッドフォンorイヤホン
海外でのネット環境の確保は、スマホの海外パケットを契約する方法もありますが、それだとやはり高額になってしまいます。ましてや夫婦それぞれとなると尚更。これに対し海外レンタルwi-fiであれば、かなり金額を抑えることができるので、我が家は1台の海外レンタルwi-fiを契約し、スマホ×3、iPad、パソコンを接続しています。
iPadは事前にガイドブックをデジタル書籍で読んだり、コンテンツを入れておいて飛行機の暇つぶしに活用したり、現地での調べものにと、何かと役に立ちました。スマホでも代用できますが、個人的には、ガイドブックを見るのは、スマホよりもiPadサイズが好みです(実際にはiPad miniです)。特に今回は、amazonのkindle unlimitedでハワイのガイド本を複数、定額料金内で見ることができたので本当に重宝しました!
各種リチウムイオン系バッテリーは、預け入れはできないルールになっているので、それらは全て機内へ持ち込みます。
モバイルバッテリーは、海外レンタルwi-fiの充電にも、スマホの充電にも活躍します。とくに海外レンタルwi-fiの充電への貢献が大きい気がします。
飛行機に乗る時にもらったイヤホンですが、小学校高学年に差し掛かった我が子の耳には大きすぎて入りませんでした。幸いにも手荷物に複数のイヤホンを持参していたため、子供はそのイヤホンを使い、機内エンターテイメントのアニメ映画を楽しんでいました。これ、もしイヤホンを持っていなかったら、子供は暇だったと思います。
その他
□ 筆記用具
□ マスク
筆記用具は機内で税関申告書類を書いておくために必須です。マスクは機内が乾燥し、とくに前回のハワイでは、子供の喉が機内の乾燥にやられてガラガラになってしまったので、それ以降、飛行機に乗る時は必ずマスクを持参しています。
■預け入れ荷物
各種書類
□ パスポートコピー
□ レストラン予約控え
□ レンタカー予約控え
□ 海外旅行保険控え
これらもスマホの中にデータを入れていますが、ネット環境がないタイミングなどが生じるといけないので、念のため印刷して持参しました。ちなみにレストラン予約は、アウラニディズニーリゾートはオフィシャルサイトから、その他のレストランは、事前に日本からOpen Tableのサイトを使って予約しています。
衛生・健康
□ ボックスティッシュ
□ ウェットティッシュ
□ 常備薬
□ 綿棒
□ つまようじ
□ 絆創膏
□ ハンカチ
□ ポケットティッシュ
□ ポータブルウォシュレット
ホテルには備え付けのティッシュがありますが、子供がいると結構な枚数を使ったり、備え付けのものは使いにくいケースもあるので、我が家は日本からボックスティッシュを1箱持参しています。これは本当に役立ちます。
ウェットティッシュは結構多めの持参がお勧め。持ち帰りの食事をホテルの部屋で食べるときにテーブルや机を拭いたり、外出先で何か食べるときに手を拭いたり、出先のテーブルや椅子が汚れている時に拭いたりと、海に行く時以外、ほtんど常に持参し、いろんなところで活躍しました。
あとは、これは欲しい方と不要な方が分かれると思いますが、ポータブルウォシュレット。ハワイのホテルでウォシュレット備え付けのところを探しましたが、相当限られます。なので我が家は、電動のポータブルウォシュレットを持参しています。
このあたり、2019年のハワイ出発前、2014年のハワイを振り返ったことをまとめています。
身だしなみ
□ 歯ブラシ、歯磨き粉
□ 洗顔用品、メイク用品
□ ヘアメイクセット
□ 使い捨て髭剃
服、水着
□ 夏服
□ 下着
□ パジャマ
夏服とありますが、ドレスコードのあるレストランに行く場合やシーズンによっては、各種羽織りものも持ち物として必要になろうかと思います。パジャマは備え付けではないホテルも多いので、大人も子供も何かしら必要です。今回のヒルトンハワイアンビレッジもパジャマは備え付けではありませんでした。
海関連
□ 水着、ラッシュガード
□ ビーチサンダルorウォーターシューズ
□ 浮き輪
□ 子供用ライフジャケット
□ 日焼け止め
□ スマホ防水ケース
□ 空気入れ
前回のハワイではビーチサンダルを持参しましたが、その後グアムに行った時、ウォーターシューズを初めて経験し、その便利さに感動したので、今回は家族全員サンダルではなくウォーターシューズに。海の中で脱げることもなく、しっかりと足を守ってくれるのでお勧めです。
浮き輪は、多くのホテルのプールでは使えません。なので、プールでも遊ぶのであれば、泳げない子供さんの場合、ライフジャケット系の身に着ける浮き具があるほうが良いと思います。
スマホ防水ケースは、スマホの他、部屋のカードキーや少しのお金も入れておきます。持参した防水ケースに不具合があり、急遽ABCストアで購入したのですが、種類が少なく、また19.99ドルしたので、日本で準備したほうが種類が多く、安く買えるかもしれません。
空気入れ、これは地味に役立ちます。浮き輪やフロートをABCストアで買うと空気を入れてくれますが(有料)、ものによっては、翌日には空気が抜けかけてフニャフニャということも少なくありません。そんな時、空気入れが役立ちます。
洗濯関連
□ 衣類の洗剤(小分けタイプ)
□ ひも付きせんたくばさみ
□ 洗濯ロープ(代わりになるひも)
□ 針金ハンガー
洗濯関連は水着の洗濯に必須です。また、毎日でなくとも、何回か下着などの洗濯を行えば、持参する服の量を減らすことができます。
ひも付き洗濯ばさみは、針金ハンガーに複数ぶらさげておけば、下着や靴下を1つのハンガーに複数、そして落ちることなく干すことができます。
洗濯ロープは、これまでのハワイ・グアムではバスルームに洗濯ロープが備え付けられていることが殆どだったのか、その必要性を感じたことがなかったのですが、今回バスルームの洗濯ロープの備え付けがなく、かなり困ってしまった次第。専用の洗濯ロープでなくとも、ビニールひもをある程度の長さ持参するのでもよいかもしれません(切れるかもしれないので、そのあたりは考慮のうえ)。
針金ハンガーは今回、洗濯ロープがなかったこともあり、おおいに重宝しました。針金ハンガーを持参していなかったら、一体どうやって洗濯物を乾かそうかと途方に暮れていたように思えます。
このあたりも、「子連れハワイの持ち物で特に役立つアイテムたち」でもう少し詳しくご紹介しています。
食事関連
□ 紙コップ
□ 紙皿
□ 割り箸、使い捨てナイフ
□ 栓抜き
□ 水筒
□ お菓子
□ 水出しティーパック
□ 味噌汁、コーンポタージュなど汁物
□ 食器用洗剤
□ 食器用スポンジ
□ 食品クリップ
□ ポータブルヒーター(湯沸かし器)
紙コップは、我が家は相当使います。ABCストアで大きめのミネラルウォーターを購入し(その方が割安)、それを分けて飲んだり、2Lくらいのペットボトルの中に水出しティーパックを入れて作ったお茶を飲んだりするときに使うためです。
紙皿も、紙コップ程ではないものの、それなりに活躍します。というのも、朝ご飯を部屋で簡単に済ませたい時、我が家は前日の夜にヨーグルトとカットフルーツをABCストアなどで買っておいて、朝からそれを、それぞれの紙皿に取り分けて食べたりします。その他、テイクアウトした食べ物を取り分けるときにも使います。割りばしや使い捨てナイフも、これらの食べ方の時に活躍します。
栓抜き、これは海外に限らず、旅行に行くたびに持ってこればよかったと後悔するもの。コンビニでお酒を買った時、開ける手段がないのです。
水筒も、日本のようにどこにでも自販機がない海外では重宝します。とくに、レンタカーを借りて市街を離れる時など、これまた日本のようにコンビニが簡単に見つからないケースも多いので、水筒の飲み物が活躍します。食器用洗剤、食器用スポンジは主にこの水筒の洗浄に使います。
そしてポータブルヒーター(湯沸かし器)。これまでも何度か知人に借りて持参をしていましたが、使ったためしがないので、今回は持参しようかどうしようか迷っていましたが、今回は大いに活用しました。
暑さ対策
□ 汗拭きシート
□ 帽子
□ 日傘
□ タオル
□ 水に濡らして首に巻く冷却タオル
水に濡らして首に巻く冷却タオル、これまでは使ったことがありませんでしたが、今回は毎日暑く、熱中症予防として頻繁に活躍しました。
デジタル・電化製品
□ タコ足(2~3個)
□ 各種充電器
□ 自撮り棒
□ 予備メディア(SDカード)
□ カードリーダー
□ スーツケース重量計
我が家にとってタコ足は必須中の必須。家族合わせて、スマホ3台、wi-fiルーター、AppleWatch、デジカメ2台、iPad、パソコンと、これだけでもコンセントが9口必要。もちろん全部を一度に充電しなくていいのですが、欲しい場所のコンセント数が少なかったり、一斉に充電が必要となることも少なくないので、タコ足は必ず複数持参します。
自動り棒は今回初めて購入しましたが、何故もっと早く購入しなかったのか後悔する結果になりました。もっと早く買っていれば、これまでの家族写真の枚数がもっと多くなっていたはずです。
スーツケース重量計、前回のハワイでスーツケースの重量オーバーのため、空港で荷物を振り分け直すという何とも恥ずかしい経験をしたことから、今回は重量計を購入。ハードの大型スーツケースに目一杯荷物を詰め込むと、案外簡単に規定の預け入れ上限重量を超えてしまうので、これは重宝しています。
その他
□ 使い捨てスリッパ
□ ショッピングバッグ
□ はさみ
□ ガイドブック
□ 現地用鞄
□ 石鹸
□ マスキングテープ
使い捨てスリッパは、これまで国内などのホテルでもらったものを持参。ホテルの部屋に滞在する時、スリッパは必須です。
ショッピングバッグ、これも必須。ハワイでは今、ショッピングバッグをもらえません。ABCストアで買い物をしたら、以前は白地に青のプリントがされたビニール袋に入れてくれましたが、今はありません。どこに行くにもショッピングバッグは必須です(お金を払えば袋はもらえます)。
あと、はさみ。買った服を着るため、タグを切ろうとするも、切るものがないので、家のカギをノコギリに見立ててビニールのライナーをなんとか切断しようとした経験ないですか?はさみがあれば、すぐに解決します。メイクセットの中の小さなはさみがあれば、それで事足るかと思います。
石鹸はホテル備え付けのものもありますが、バスタブと洗面所それぞれに置きたい時や、備え付けの石鹸があんまり泡立たないことがあったので持参していますが、今回は満足いく石鹸が備え付けられていたので使いませんでした。ただ、我が家の持ち物リストとしては、石鹸は外せません。
マスキングテープは、レンタカーでカーナビを借りない場合、ナビとして使うスマホを見やすい位置に固定したり、帰国時の荷造りに使ったりします。
足りないスーツケースはハワイで現地購入!
我が家の場合、お土産などの購入もあるので、帰りに1人1つのスーツケースが必要なのは明らか。しかし、行きは荷物が少ないので、そのうち1つのスーツケースは空っぽの状態。
加えて、2019年はスーツケースを買い替えなければならない時期だったため、行きは2つのスーツケースで、帰りは現地で購入したスーツケースを含め3つのスーツケースを持って帰国しました。なんと現地では、サムソナイトのスーツケースを約75ドルで購入できました。
※子供が未就学時の子連れハワイ旅行の持ち物(上記に加え)
我が家では、子供が4歳の時にもハワイに行きましたが、その時には上記アイテムに加え、下記アイテムも追加で持参し実際に現地で活用しました。
□ 体温計
□ 爪切り
□ 子供用使い捨てエプロン(ビブスター)
□ 子供用スプーン、フォーク、箸
子供使い捨てエプロン(ビブスター)は、子連れハワイのみならず、どこに外出する時にも大活躍なので、場所を問わずほぼ持参していました。
■出発の前にすること
□ 酔い止めの服用
普段酔い止めを服用しておらず、長時間のフライトだからと服用させる場合、ドリンクタイプだと苦手で飲めないケースもあります。我が家がそうでした。それ以降、飴タイプを選ぶようにしています。
□ 新聞とめる
これ、我が家は忘れがちです。海外旅行先で思い出して電話すると、電話代が高くなってしまいます。
そして最後に。これら持ち物をスーツケースに入れるかと思いますが、TSAロックが付いていないスーツケースの場合、鍵をかけるのは厳禁です。
我が家はうっかり、2017年だったかのグアム便(ハワイと同じく米国路線)でTSAロックではないスーツケースにカギをかけてしまい、こんな状態になって帰ってきました。
これが我が家の子連れハワイの持ち物リストです
ハワイに限らず、過去の子連れ旅行で持参したものは、上記リストの他にもたくさんあります。しかし、上記リスト以外のものは、持って行っただけで使わないものがほとんどでした。
ぜひ、下記一覧リストも印刷・画像保存いただき、それぞれの事情によって持ち物を足したり引いたりしながら、楽しい子連れハワイを準備してください!
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